思春期の消えない悩みであるニキビ跡も専門家に相談

シミや膨らみを消すために

医者

2種類の方法

美容外科でのニキビ跡の治療には、ニキビ跡そのものを肌から除去するというものと、肌細胞の力を高めて消えやすくするというものとがあります。前者には、多くの場合はQスイッチルビーレーザーや炭酸ガスレーザーが使われます。Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素に吸収されやすいレーザーです。そのためニキビ跡に照射すると、そこに沈着しているメラニン色素は高熱によって炭化し、数日で体から自然に除去されていきます。そして炭酸ガスレーザーは、水分に吸収されやすいレーザーです。そのため盛り上がったニキビ跡に照射すれば、水分が蒸発していくことで膨らみがなくなるのです。一方肌細胞の力を高める治療には、Qスイッチヤグレーザーまたはインテンスパルスライトが使われています。これらを照射すると、肌は火傷を負わない程度の熱で、温められます。するとそのぬくもりによって、肌細胞が通常よりもさかんに細胞分裂をおこなうようになります。新しい肌細胞がスピーディに作られるようになるのですから、それによって古い肌細胞が除去され、その結果ニキビ跡が消えやすくなるわけです。

短期間で除去

肌細胞は、Qスイッチヤグレーザーやインテンスパルスライトを照射しなくても、基本的には細胞分裂をおこないます。しかしそのペースは、早くても約1ヶ月ですし、年をとると約2ヶ月かかるようになります。つまり治療をおこなわない限りは、ニキビ跡は少なくとも1〜2ヶ月は肌に残るということです。しかもニキビ跡ができている部分では、メラニン色素を生み出すメラノサイトが活性化している状態です。つまり活性化したメラノサイトが残っている限り、新しいメラニン色素が生み出されますし、ニキビ跡は消えないということです。ところが先述したような治療により、ニキビ跡は短期間で除去されます。特にQスイッチルビーレーザーや炭酸ガスレーザーの場合は、施術したその場での除去が可能となっています。施術後には肌には赤みが残りますが、これは一時的なものなので、徐々に薄くなっていきます。肌細胞の分裂を促す治療の場合は、日に日にニキビ跡が目立ちにくくなっていくのです。そのためなかなか消えないニキビ跡に悩む多くの人が、美容外科でこれらの治療を受けています。

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